にんじんジュースで手軽においしく栄養吸収
順造社長が素材にこだわり、自分の舌とセンスで味を確かめて、自然のままの味が楽しめる順造選。
自らの健康のため体験した人参ジュースをつかった断食。
その経験から生まれた人参ジュースの誕生秘話、
そしてニュージーランドで出会った甘い人参たち。
病気にならない身体つくりのための人参健康法をご紹介
いたします。
甘くてクセの無いにんじんで作った順造選の
ニンジンジュースならきっと美味しく継続して
飲んで頂けるはずです。
ぜひ継続してお召し上がりください。
第3回:店長森下のニュージーランド人参収穫レポート
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日本とは赤道を挟んで南半球に位置し、距離にして約9000㎞、飛行機で約11時間のニュージーランドは日本のように縦長の島国。今年2月に大きな地震被害があったクライストチャーチから車で約2時間半ののどかな自然風景の中に人参ジュースの原料となる広大な人参畑はありました。4月、日本とは逆の季節となる初秋から収穫は始まります。今回お邪魔したのは、なんと!収穫するだけで6ヶ月もかかってしまうという広大な畑をお持ちの生産者、ビクターさんの農場を見学させていただきました。お話しを伺うと、人参の種まきはニュージーランドの春である10月から行い、夏の間をかけて人参はすくすくと育っていくそうです。
そして秋にあたる4月から6ヶ月かけて収穫し、また4月に種まき……と繰り返されるとのこと。(収穫に6ヶ月もかかると、最後の方の人参はとっても大きくなってしまうんでは?)と質問してみると、「種まきにも相応な期間がかかるので順番にしていくと大丈夫なんですよ!」と笑顔で答えてくれました。
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畑から人参を引っこ抜いてみると、大きさにビックリ!こんな大きな人参を日本で見たことない!まるで大根のような大きさ!そして野性的な形とエネルギッシュなオレンジ色。これがあの甘い人参なんだーと味を思い出し、青空の下しばらく出会いに感動してしまいました。同行した人参ジュース工場の担当者に聞きますと、収穫時期は毎週契約農家を訪れ、畑から人参を少量もらい糖度の検査をしているとのこと。こちらの生人参の糖度基準は8度以上。一般的な生人参は5~6度と言われているので、糖度8は甘くて美味しいといわれるフルーツトマト並みなんです。
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端は地平線のように見える広大な畑の収穫は非常にダイナミック。先ずは葉とヘタを切り取る専用トラックが畑を進んでいくと、トラックの前部分は草刈機になっていて葉っぱだけを刈り取っていきます。そしてトラックの後ろ部分はヘタを切り取るファン型のカッターになっていて土ごとヘタをザクザク切っていきます。このトラックが通った後は、写真のように、土に埋もれたヘタ無し人参だけが残ります。
次に掘り起こす専用トラクターがやってくると、人参を土ごと深く掘り起こしトラクターの中を上っていきます。トラクター内部は「すだれ」のようになっていて揺れながら土を畑へ篩い落としつつ、人参だけをコンベアで移動させ、並走して進む隣のトラックへ移し変えていくのです。
土ごと掘り起こす様は「ダイナミック!」の一言です。これだけ広いと1本1本引っこ抜くなんて出来ませんから、専用機で大きな音をたてて収穫される様子に圧倒され、「凄い!凄い!」と納得。
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掘り起こされた人参は、まだまだ泥だらけ。積載トラックで農場近くの洗い場へ運ばれます。直径が約1.2m、長さは約4mはあろうかという巨大ドラムの中で人参たちはシャワーを浴びて洗浄されていました。回転するドラムの中に勢いよく水が吹き付けられ、みるみる鮮やかなオレンジ色の人参たちが顔を現します。
ドラムから出てきた人参たちは、きちんと人の目で綺麗になったか確認され、また工場へ行くトラックへ積み替えられるのです。
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こんな大量の人参見たことない!大きなトラックで人参が工場へ運び込まれてきます。トラックからどさーっと人参が工場のケースへ移し変えられます。ケースと言っても1ケースが50トン。それが5ケースあるので250トン!これが人参ジュースを搾る最小単位だと言うから驚きです。
ここでも、最終的な洗浄が行われます。流水と一緒にブラシ内蔵の洗い機に運ばれ、しっかり水とブラシで洗浄。洗浄後の現場のチェック体制は驚きました。日本人を含むアジア人が行っているのです。アジア人は細かいお仕事に適していると言われるため、現場での痛んだ人参のチェックや傷んだ部分のカットを手作業で彼らが行っていました。彼らにも話しを聞いたところ、工場の管理者が別室で作業場をモニタチェックしており、問題がありそうだったら直ぐにやってきて確認が行われるそうです。
そして決まり文句は「この人参は日本に輸出されるものだから厳重にチェックするように。」と指導されるんですって!人参の検品が済んだら、後は衛生管理の行き届いた工場内の機械が、ジュースを搾る→加熱殺菌→濃縮→冷却と自動的に行います。この機械の動きも別室のモニターで24時間管理されているんです。
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現地で生の人参をかじらせてもらったところ、なんて甘くて美味しいんでしょう!
食感や臭味のなさも、他のフルーツに例えるなら柿のようなんです。採れたてなこともあり、フレッシュなのに濃厚な深い味わい。これが日本で日本国産人参とブレンドされるから順造選の人参ジュースは甘くて美味しんだと原点にたどり着きました。
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ニュージーランドの広大な大地で分かった事は、虫が少ないということ。日本よりも降水量が少なく乾燥しているため害虫が少ないから、肥料や農薬の使用料が国が定める基準の最低限ですむとのこと。そして連作しない畑は栄養たっぷりで力強い人参が育つということ。そこで人参を育てる生産者、畑や工場の管理者、現場で働く人々は想像をはるかに上回るほど、真面目に丁寧に人参ジュースの原料生産に取り組んでいました。それが大変嬉しく、もっともっと多くの日本の人たちに美味しい人参ジュースで元気いっぱいになってもらえるよう、これからも私たちはニュージーランドの人参の良さを日本の人たちに伝えていくよ!と良い土地と良い人たちに約束をして帰路につきました。
(順造選店長 森下菜採子)
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